良識のある社会人、思いやりのある医療人としての成長を促す。将来の専門にかかわらず、医師としての基本的な診療能力と学習能力を習得できるように援助する。
- みさと健和病院は医療過疎の埼玉県で1983年から地域医療を実践している。外来研修や往診研修など、地域に密着した医療の中でgeneralityを集中的に学ぶことができる。
- 総合診療科に6ヶ月以上在籍し、Common Diseaseを主治医として受け持ちながら診療することで、患者中心の診療のスタイルを身につけることができる。
- 第二次救急医療を担う中核的医療機関であり、Common Diseaseのみならず、稀な疾患や高度な医療を要する疾患も診療し、その中で診断能力を学ぶことができる。
- 屋根瓦方式によるマンツーマン指導体制により、指導医や上級医から日々フィードバックを受けることができる研修環境がある。特に週2回の研修指導専属の総合内科医による教育回診では、研修医とベテラン医師が1人の患者について深く掘り下げてディスカッションできるため、考える力が身につく。
- 病院全体で医局が1つ。内科外科など科による垣根がなく、日常的にコンサルトのできるアットホームな医局。
- みさと健和病院卒後臨床研修地域医療総合プログラム(PDF)
- 臨床研修病院年次報告書(PDF)
- 病院群の構成等別表(PDF)
- 研修管理委員会名簿及び開催回数(PDF)
- 診療科ごとの患者数及び研修医数(PDF)
- 研修プログラム概要(PDF)
- 指導医名簿(PDF)
みさと健和病院(基幹型)中心のローテーション例【1年目】
外来 |
当直 |
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4月 |
オリエンテーション (総合診療) |
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5月 | |||
6月 |
~22時(6月) ~翌日(7月?) 内科医2名 |
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7月 | |||
8月 |
内科 (総合診療) |
(週1回) |
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9月 | ~翌日 |
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10月 | 救急 |
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11月 | |||
12月 | 外科 |
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1月 | |||
2月 | 整形外科 |
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3月 |
みさと健和病院(基幹型)中心のローテーション例【2年目】
外来 |
当直 |
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4月 | 産婦人科 |
※協力型病院もしくは |
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5月 | 精神科 |
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6月 | 小児科 |
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7月 | 地域医療 |
(週1回) |
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8月 | |||
9月 | |||
10月 | 選択 |
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11月 | |||
12月 | |||
1月 | |||
2月 | |||
3月 |
採用

- 大切なのは安心して学び、働ける環境。
- 研修医の立場にたち、できるかぎりバックアップします。
2025年4月開始 初期研修医の募集は締め切りました(マッチング・二次募集・三次募集)。
2026年4月開始 初期研修医の募集は、決まり次第更新いたします。
詳しくは、以下担当者までお問合せ下さい。
医局事務室 医学生担当(TEL:048-955-7171、Email:gakusei@kenwa.or.jp)
募集人数 | みさと健和病院 卒後臨床研修 地域医療総合プログラム:8名 |
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受験資格 | (1)医師免許取得見込み者および資格取得者 (2)当院における実習・見学経験があること |
採用試験日 | 下記日程より第3希望まで選び、ご連絡ください。 |
応募締切 | 2025年4月開始 初期研修医の募集は締め切りました。 |
提出書類 | 申し込みをした上で、希望採用試験日までに以下の書類を郵送下さい。 ・履歴書(市販のもので可)・卒業(もしくは卒業見込み)証明書 |
選考方法 | 面接および小論文 |
研修期間 | 2025年4月より2年間 |
お申し込み お問い合わせ先 |
申込フォームもしくは電話、メールにてお申し込み、お問合せ下さい 申込:申込フォームはこちら住所:〒341-8555
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※所属は導入期研修を行う病院となります。
給与 (2023年度) |
【初期研修医】 |
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社会保険 | 東京医業健保組合、厚生年金、雇用保険、労災保険完備、別に法人独自の共済制度あり |
宿舎 | 希望者には宿舎あり |
休日 | 4週8休制、夏期休暇(5日間)、年末年始休暇(5日間)、年次有給休暇(1年次10日間、2年次14日間)あり |
食事 | 当直時には給食支給 |
提健康管理 | 年2回の健康診断あり |
医師賠償保険 | 病院において加入(当院+各協力型病院・施設において有効) 個人加入:任意 |
外部の研修活動 | 学会、研修会等への参加:可 学会、研修会等への参加費用:支給あり(規定による) |
その他 | 引越費用の支給制度あり |
研修医の1日(内科研修)
- 8:40 医局朝会・申し送り
- 内科医、外科医が集まって朝の申し送り。夜間の入院患者数や入院数の共有を他職種も一緒に行っています。
- 8:45 内科カンファレンス
- 新たに入院となった患者さんの情報を内科医で共有し、主治医を決定します。研修医が初期対応した患者さんについては、研修医が主訴や病歴、経過についてプレゼンをします。
- 9:00 総合診療科 回診
- 救急総合診療科の医師全員で集中治療部→各病棟の順で入院患者を回診。研修医が経験のない症例については、後期研修医や上級医から指導を受けながら患者さんの病態の把握と治療の方針を決めていきます。
- 10:00 病棟業務
- 研修医は主治医として入院患者を受け持ちますが、必ず上級医と一緒に患者さんを診ます。主治医としての責任を持ちながらも、診断のための検査や治療方針については上級医と日々相談しながら決めています。
- 12:00 昼休憩
- 研修医だけの部屋があり、各自のデスクがあります。昼休みやちょっとした空き時間にお互いの研修状況を共有するなど一息ついています。
- 13:00 病棟業務
- 医療過疎地に位置する病院であるため、感染症などのcommon diseaseを診ることが多いですが、中には稀な疾患に罹った患者も。診断がつかなく悩んだ際には、総合内科医として30年以上経験を積んできた研修指導専任医に相談をして診断、治療方針を決めることもよくあります。
- 日々、日常診療に必要とされる手技や検査も十分に経験できます。上級医やコメディカルの指導のもと、中心静脈カテーテル留置やグラム染色、エコーなど多岐にわたって経験できます。
- 16:00 カルテ記載
- 今日1日の治療をカルテに記載。カルテの記載方法も丁寧に指導してくれます。
- 17:30 業務終了
- 業務終了後、研修医向け学習会(クルズス)やEBM学習会などが夕方に開催される日もあります。
病院見学・実習
みさと健和病院では見学実習を随時受け入れています。
初期臨床研修病院をさがす高学年だけではなく、1年生からの低学年まで全学年受入れしています。
「入学したけど講義ばっかりで、モチベーションがあがらない…。実際の医療現場を見学したい!」「ポリクリ・大学実習の始まる前に、医療現場を見学したい。」「研修1年目、2年目の実際の一日を体験したい。」「地域医療・総合診療に興味がある!市中病院が実際どんな医療をしているのかみたい。」
各科の見学だけじゃない、見学者一人ひとりに合わせた実習を提供します。
例① 研修医同行(総合診療・救急)
8:20 |
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8:40 |
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9:00 |
指導医・上級医・後期研修医・初期研修医が一緒になってベッドサイドへ。容態から治療方針、退院についてもチームで相談。医学生には国試に役立つ病気の説明も。 |
9:30 |
研修医と一緒に入院患者の病歴聴取や身体診察・手技への同行など日常の診察を見学。日々の上級医との治療方針の相談の場面も。 |
11:00 |
火・木曜日には研修指導専任医が勤務。 30年以上も総合診療・地域医療の第一線を担っている上級医と治療方針について相談。病歴から推測される幅広い病名から、診断に至るまでの考察、検査方法など経験に基づくアドバイスを研修医が直接受けます。さらには最新の医療知識についてのアドバイスも。”必見”当院研修の特徴の一つです! |
12:00 |
研修のことや、国試についてなど、何でも質問に答えます |
13:00 |
搬送された患者さんを研修医と一緒に見学。1日に6~7回(冬時期になると倍になるときも…!)の搬送があり、地域まるごと診る医療を体感! 大学で救急教授を経験された指導医 |
16:00 |
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17:00 |
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ほかにも…
例② チーム医療・地域医療見学
例③ 外科病棟&オペ見学
例④ 整形外科病棟&オペ見学
例⑤ 患者さんを支えるのは医師・看護師だけじゃない!色々な医療職種を見学!!様々な視点で患者さんを診る。

病院から徒歩2分の職員寮を宿泊地として無料でお貸しします。
見学は半日~複数日程でも受け入れています。3日以上見学で片道交通費を補助します。
申し込み・問合せはコチラ
電話での申し込み・問合せも受け付けています。
代表電話:048-955-7171(担当:医学生担当)