みさと健和病院では見学実習を随時受け入れています。
初期臨床研修病院をさがす高学年だけではなく、1年生からの低学年まで全学年受入れしています。
「入学したけど講義ばっかりで、モチベーションがあがらない…。実際の医療現場を見学したい!」「ポリクリ・大学実習の始まる前に、医療現場を見学したい。」「研修1年目、2年目の実際の一日を体験したい。」「地域医療・総合診療に興味がある!市中病院が実際どんな医療をしているのかみたい。」
各科の見学だけじゃない、見学者一人ひとりに合わせた実習を提供します。
例① チーム医療・地域医療見学
8:20 |
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8:40 |
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9:00 |
どんな病気で患者さんが入院しているのかを、内科チームと一緒に回診。 |
10:30 |
病棟医療だけじゃない。外来診察に同席。病気と一緒に生活する患者さんを診る! |
12:00 |
医師・医療スタッフと昼食。ご飯を食べながら、何でも質問に答えます! |
13:00 |
患者さんに来てもらうだけじゃない!来院できない患者さんのご自宅に医師・看護師・スタッフと一緒に訪問。どんなところで生活しているのか、患者さんの生活背景を実感できる体験!! |
17:00 |
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ほかにも…
例② 研修医同行(総合診療・救急)
例③ 外科病棟&オペ見学
例④ 整形外科病棟&オペ見学
例⑤ 患者さんを支えるのは医師・看護師だけじゃない!色々な医療職種を見学!!様々な視点で患者さんを診る。
病院から徒歩2分の職員寮を宿泊地として無料でお貸しします。
見学は半日~複数日程でも受け入れています。3日以上見学で片道交通費を補助します。
申し込み・問合せはコチラ
電話での申し込み・問合せも受け付けています。
代表電話:048-955-7171(担当:医学生担当)
企画
私たちの病院では、医学生の方と一緒に学習する企画を行っています。
医療・福祉現場についてはもちろん、それらを取り巻く社会について学ぶことができます。社会について知ることは、どんな医療を目指したいか考えることにもつながります!
大学の授業だけでは学べないことをたくさん企画しています。いろんな学生と一緒に興味を持ったことをとことん学習してみませんか。
正式名称「民医連の医療と研修を考える医学生のつどい」といい、年4回開催しています。医学生が実行委員となりテーマを決め、今どんなことを知りたいかを考え企画しています。医療について、医師研修について、全国の医学生が集まり、学び交流する場です。また、医学生だけではなく民医連の医師やスタッフ、地域の方も参加するので幅広い視点から学ぶことができます。
☆過去に取り上げたテーマ
□「子どもの貧困」in長野県
□「SDH(健康の社会的決定要因)~健康な状態とは何か~」in静岡県
□「公害~新潟水俣病~」in新潟県 など…
地域を知って、都会の地域医療を考える企画を夏休みに開催しています。「地域医療は離島医療や過疎地域の医療のことじゃないの?」と思われがちですが、多くの人が住む首都圏も『地域』です。都会で求められる医療について地域を歩き、一緒に考える企画です。
10:00 |
「東京に求められることは?」「都会の地域医療とは?」 医療スタッフと参加医学生と一緒に考え、ディスカッションします。 |
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12:00 |
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13:00 |
足立区や板橋区、北区、練馬区など、私たち協力病院が医療を展開している地域を少人数に分かれて散策!!実際の地域住民や地域で働く方のお話を聞きます。 |
16:00 |
それぞれの地域で見た・聞いたことを参加者と共有。地域に求められる医療について参加者全員で考えます。 |
18:00 |
全部が終わって感想交流!!全国各地の医学生も参加するので、各大学の様子も聞けます。 |
当院が医療を行っている東京都足立区千住柳原地域や埼玉県三郷市に住む方々に熱中症の予防を訴える訪問をします。訪問を通して、私たちが医療を行っている地域に、どんな方々がいてどのような生活を送っているのか見て考えます。
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奨学金のご案内
みさと健和病院が加盟している東京民主医療機関連合会(以下、東京民医連)では、「東京民医連医科奨学金制度」を設け経済支援を行っています。この奨学金制度は、将来、私たちと一緒に地域や患者さんを取り巻く状況をとらえ、患者さんの立場に立った医療を担っていこうとする医学生にむけたものです。また、奨学金制度を利用している方(以下、奨学生)には、医療・福祉をめぐる様々な問題や社会について考える学習会や同じ奨学生との交流の場を提供しています。
- 対象者
- 医学部医学科に在籍の方
- 金額
- 月額8万円
- 貸与期間
- 申請のあった月から大学卒業の月まで
- ※貸与決定後、申請日に遡って貸与します
- 他奨学金との併用
- 日本学生支援機構(JASSO)など、一部奨学金と併用可能
【返済について】
- 返済
- 貸与終了の翌月から開始
- 一括返済 無利子
- 割賦返済 年2.0%
- 返済免除
- 指定する医療機関で勤務をした場合、勤務した月数に応じて返済を免除
- ※勤務月数には初期臨床研修期間を含みます
- ※特別貸付奨学金は返済免除できません
【申請手続き】
申請にあたり、当院医療を知っていただくため、病院実習を必須としています。病院実習後、以下の書類を提出いただき、当院と東京民医連の承認を経て支給開始となります。
- 申込書類一式(奨学金申込書、奨学金に関する契約書、奨学金契約にあたっての同意書)
- 戸籍抄本
- 履歴書
- 小論文
【特別貸付奨学金】
東京民医連医科奨学金制度とは別に、健和会では特別貸付奨学金制度を設けています。400万円を上限として支給します。東京民医連医科奨学金制度と異なり、返済免除規定はございません。
その他、詳細に関してはお気軽にお問合せ下さい。
(TEL:048-955-7171、MAIL:gakusei@kenwa.or.jp 医学生担当まで)
東京民医連医科奨学金制度のご案内奨学生のみなさんには、私たちの行っている医療・福祉の現場を見たり、それらを取り巻く社会について考える機会を設けています。どんな医師になりたいか、学生同士が交流し話せる場がたくさんあります。
例えば…
- 奨学生ミーティング…月に1回、奨学生同士で学びたいこと、興味のあることを出し合い、いろいろなテーマで医師などを講師に呼んで学習会を開いています。
- サポートセンターでのミーティング…民医連では、全国の医学部がある大学近くにサポートセンターを設置し、みなさんの学生生活をサポートしています。サポートセンターでは、お昼ご飯を食べながら交流するランチミーティングや、医師などを講師に招くナイトミーティングを行っています。奨学生のみなさんは自習や休憩の場としても利用できます。
私が奨学金制度を利用した理由は、「医学生のつどい」やフィールドワークなどのイベントに気軽に参加する事ができ、他大学との交流の機会もあると思ったからです。私は、サポートセンターでの毎週のランチミーティングで皆でごはんを食べながら交流することが多かったです。
部活や大学実習があり、「医学生のつどい」やフィールドワーク等のイベントには、参加できる範囲で参加していました。普段なかなか気に掛ける事のない日本の医療問題や貧困問題などについて学ぶ良い機会でした。そんな話をする機会は普段滅多にないのですが、民医連には「熱い」思いを抱いた人達が集まることが多いので、毎回様々な人と交流ができて楽しかったです。また、SGD(Small Group Discussion)やグループ発表をする機会があり、自分の意見を発表したり色々な人の意見を聞いたりしていくうちに、少しだけプレゼン力がついた気がします。
学生の頃から関わりのある事務の方や上級医の先生方に囲まれて、今はみさと健和病院で初期研修医として日々働いております。何か困ったことがあった時にすぐに相談できる環境が最初から整っていたので、充実した研修医生活を送ることが出来ています。
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